この度、私の著書『天と地を揺るがす祈り』が日本語で出版されることを、心から光栄に思います。主がこの本を用いてくださり、日本の信徒の方々の祈りの生活を励まし、強め、それが日本にリバイバルをもたらす一助となることが、私の願いであり祈りです。
　数年前に、主が日本という国について語りかけてくださった時から、日本は私の心の中で特別 な位置を占めています。その時、私はオンタリオ州トロントにある集会に出席していました。その最後の朝、荷造りしながら、最後の集会で何を話そうかと考え、聖霊さまと交わっていました。私が心の思いを聖霊さまと分かち合うと、突然、聖霊さまが私に語りかけられました。それはとても自然で、まるで二人の友人が互いの思いを語り合っているかのようでした。
　「今朝、私の心は日本にあるんだよ」と聖霊さまが言われました。
　これを聞いてびっくりしました。神の心の中で、一つの国が他の国にまさって場所を占めることがあるなんて考えたこともなかったからです。（中略）
　それから聖霊さまはこう言われました。
　「わたしは、日本をわたしのものとしなければならない。アジアの門であるから、日本をわたしのものとしなければならない。この国の上には今この時、激しい戦いがある。今朝のあなたの集会で、日本のために祈ってくれないだろうか」・・・・・。 （本書序文より）